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Op.1 「Bio Chaos/バイオ・カオス」

 

〈バイオ/生物〉 の 〈カオス/多様性〉をテーマに制作。バイノーラルマイクを使用した山でのフィールドレコーディングによるハエの音や鹿の声なども収録。また本作品のために演出家・美術家/飴屋法水と生物に関する対話を3時間ほど行い、その一部も収録されている。

2016/8/22 Release

Guest:飴屋法水 Norimizu Ameya

Total Time 32:41

1,050 yen

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Op.2 「MIKROKOSMOS/ミクロコスモス」

 

2016/9/15 Release

Total Time 14:41

600 yen

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アリの観察から着想を得た 〈MIKROKOSMOS/小宇宙〉をテーマに制作。アリの動きによるノイズをシンセサイズしたグリッチノイズと重低音を背景に、声と木琴とギターによるミニマリズムで展開されるミクロコスモスの世界。

倍音歌唱法ホーメイから日常的な声まで、時にノイジーに時にメロディックに、独自の発声法による多種多様な声にフォーカスを当てた一作。これまで一貫して声を探求してきた歌い手として、全ての声フェチたちに捧ぐ、声だけの20分間。

Op.3 「KOOOE/コーーエ」

 

2016/10/31 Release

Total Time 20:00

600 yen

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2016/11/30 Release

Total Time 25:05

600 yen

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自作パイプオルガンの初ソロ音源集。多重録音なし、エフェクトなしの一発録りによる奇跡のテイク。間違いなくこの世でこの楽器だけにしか出せない音ばかり。パイプとパイプの間で起こる天然モアレ現象の音波が脳を揺らす。

Op.4 「Organ Solo/オルガン・ソロ」

 

特殊フィールド・レコーディングとでも言うべき、自然現象の中に潜むエフェクティブなサウンドに特化した録音集。自然(シゼン)に少しだけ手(テ)を加えることで発生したユニークな音たちをガンマイクと水中マイクを駆使し、至近距離から捉えた。耳が喜ぶ、感覚が冴える、音の世界。

2016/12/26 Release

Total Time 46:55

750 yen

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Op.5 「SHIZENTE/シゼンテ」

 

自作パイプオルガンによるドローンの海の中を、うねうねと泳ぎ回るバグパイプと、自由奔放なドラミングによって構成された23分の大曲。何度聴いても掴みきることができない旋律と、独特の倍音が、中毒になること必至の要注意作品。

2017/01/30 Release

Total Time 22:50

750 yen

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Op.6 「PIPER/パイパー」

 

テープディレイによる自作パイプオルガンのフィードバックが高まり、引いて、溶けていく。靄がかったロードムービーのような美しい情景。二本のドローンが対位法的に呼び合い、追いかけ、追いついた頃にはまたフィードバックする。このOKテイクを録れたのが雪の降る最中であったので、「フィードバック スノー ムービー」と名付ける。

 

2017/02/27 Release

Total Time 17:52

750 yen

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Op.7 「Feedback Snow Movie/フィードバック スノー ムービー」

 

Op.8 「ROLLING HEAD/ローリング ヘッド」

 

2017/03/30 Release

Total Time 20:10

750 yen

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この作品は、水中マイクを小さなボート(発泡スチロールの破片)に取り付けて岩場の多い川に流して録音したものです。実は作品の構想段階では、この川のフィールド録音にシンセサイザーで作ったリズミカルな音楽を重ねるつもりだったのですが、川の録音自体が思いがけず強い作品性を孕んでいたため、急遽この録音のみで仕上げることにしました。ただ、その作品性が凶暴で、ある人にとっては不快なまでの恐怖感を煽る恐れがある為、リリースをためらう気持ちもありましたが、アーティストとしてはこのような作品であっても生まれた以上、汲み取って残しておきたいという結論で、リリースします。ただし、自分自身または身近な人に〈水の関わる不幸〉があった方にこの作品の体験は推奨しません。もちろん自由なのですが、不要な恐怖を煽りたいわけではないので、あまり聴いてほしくないなと個人的には思っています。芸術作品が時に不快感や恐怖感を与えることは珍しいことでもないし、とりたてて注意を記す必要はないとも言えますが、ここが水害の多い日本だからか、どうしても気になったので注意を添えさせていただきます。

この作品はヘッドフォン(イヤホン)用に音調整をしています。ヘッドフォン(イヤホン)でご試聴ください。

Op.9 「寄生音楽/Parasitic Music」

 

2017/05/22 Release

Total Time 23:17

750 yen

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寄生虫のように何かと一体となることでようやく成立する/生きることができる、そういう音楽作品。ミニマルな反復の軌跡から光るなにかが立ち上がってくる。この音楽の余白に、この音楽を背景に、どこかでなにかが起こることを期待する。ジャケットの絵は現在から150年以上も前の江戸時代に書かれた【「虫豸写真」画:水谷豊文(1779-1833)】より転用。

 

Op.10 「SOKO

 

2017/09/30 Release

Total Time 21:52

750 yen

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月一交響曲10作目となる本作は、この数ヶ月間に何度も往復していた羽田-新千歳間の機内から眺める高度10,000Mの風景に没入することからはじまった。輪唱するパイプオルガン、上昇下降を繰り返す鼻歌、この世界をまっすぐに形容する歌モノ、そして知床半島で収録したフィールド・レコーディングで終わる。美しく、夢のようなこの現実を讃える。

 

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